アジ釣りは楽しい。この季節の東京湾はアジが美味い。脂の乗った35センチぐらいがいい。チビたちを連れて釣りに行くことにした。
深川に住む友人に頼み船の予約をして行った。朝4時にスタートして深川には5時30分に着く。
場所取りが大事だよ。
船の後ろがいい。
船酔いするであろうチビ達には
酔い止めを飲ませるのだ。
そして、釣竿をかりてイソメももらい
準備完了。
船は緩やかに東京湾を進む。
茅ヶ崎にも釣り船はあるのだが
深川にしたのは理由がある。
釣った魚をさばいてくれる居酒屋がある。
チビ達はアジフライが大好物である。
羽田沖に停泊した。
「18メートルです」
船頭さんのアナウンスにチビ達は
「コマセを入れる」と大はしゃぎだ。
船頭さんに「そこまで落としてから、二回巻いて、二回竿を振る。それから二回巻いて待つ」
言われた通りにやっている。
すると、「きたかも」と7歳のチビは
巻き始める。
すると、
「お、連れてるよ!ダブル」
この入れ食いにチビ達は大興奮だ。
初めての釣りにしては上出来だ。
一度も飽きたとは言わずに、
昼ごはん食べないで釣りをする。
「あと5分ね」
と言われれば、5分あれば
2匹は釣れる。
最後の仕掛けを入れたら
「きた」
と巻き始めて2匹ゲット!
すごい。
合計120匹の鯵と6匹の鯖に20匹のイシモチ!
釣果は大漁だ。
深川に向かう帰路は、お弁当を少し食べて寝るチビ達!
朝が早いとよく寝るよ。
深川についてから、浅草に向かい
料理屋に魚を渡す。
家に持ち帰る30匹も内臓を取り出してもらう。
スカイツリーでお土産を買って
居酒屋でアジフライを食べる。
電車できた家内とアジの刺身、
なめろう、アジフライ、塩焼きを
食べてチビ達は大満足!
「サンタさんに釣竿頼まないと」
としたのチビが言うから、
「間に合うの?」と聞いたら
電報を打つと言い出す。
「どこに?」
「フィンランドにサンタのお家がある」
子供心は面白い。
また行こうね。
「来月も行くよ」
「茅ヶ崎の海で釣ろうよ」
「茅ヶ崎の海はダメ。サーフィンの邪魔になる」
すっかり茅ヶ崎の子供になったな。
小さな成功体験が子供を大きく成長させる。
via PressSync